子供の矯正歯科治療マニュアル

この時期の矯正歯科治療<床矯正>

クレオ矯正歯科クリニックでは、この時期の矯正歯科治療に床矯正という拡大床矯正装置を使用した矯正法で治療をすることがあります。痛みはほとんどありません。

拡大床矯正とは

床矯正とは、入れ歯のようなネジ式の矯正装置を装着して行う、矯正歯科治療のことです。段階的にネジを絞めていくことにより歯列の幅をを広げて、歯の入るスペースを確保します。

こちらの患者さんは、拡大床矯正装置を使用して歯列を拡大しました。歯と歯の間に隙間ができたのがわかります。

主訴
歯が生えるための隙間が足りない
診断
歯が生えるスペースがないため拡大します
初診時年齢
7歳
装置名
拡大床装置
抜歯部位
なし
治療期間
6歳~11歳(5年)
治療費(自費)
約387,000円※2か月に1回の処置料含む + 保定30,000円(処置料5,000円× 6回)
金額はすべて税抜
通院回数/治療期間
2か月に1回/1年+保定 通常、2期治療も必要です。
副作用・リスク
装置の装着を怠ると、治療期間が長引きます。

床矯正のメリット

顎を拡大する装置で矯正治療をするので、多くの場合、歯を抜かずに治療することができます。 装置が取り外せますので、食事の時など不快感なくお召し上がりいただけます。

床矯正のデメリット

装置の取り外しができる分、患者さんのご協力が非常に重要なものになります。できるだけ食事以外の時は着けてくださいとお願いしますが、ご協力いただけない場合に、治療の進みが悪くなることがあります。
装置を外すと必ず後戻りが起こります。後戻りを防ぐための保定をきちんと行うことがとても重要です。

« チェックポイント | メイン | 床矯正の治療例紹介 »