子供の矯正歯科治療マニュアル

チェックポイント

3歳時検診

3歳時検診で不正咬合を指摘され、来院される方が増えてきました。指摘される症状の多くは反対咬合や開咬、叢生など、またその予備軍です。遺伝だから仕方がない…など、諦めないでください。まだ本格的な治療に入るには早い年齢ですが、将来の矯正歯科治療を視野に入れたアドバイスをすることができます。ぜひ矯正治療を専門とする歯科医にご相談ください。

虫歯

この時期に虫歯になる子供さんというのは、食生活や環境の見直しが必要です。規則正しい食生活を心がけることによって、虫歯のリスクは軽減されます。まずは、お父さんお母さんが規則正しい生活を送ることをお勧めします。

  • だらだらと時間を気にせず食べる
  • お菓子やジュースを過度に与える
  • 食後の歯磨きを怠っている

これらにあてはまると思った方は、子供の成長に悪影響を与えてしまいます。頑張って改めていきましょう。

欠けた!抜けた!

虫歯だけが原因ではありませんが、元気な子供にケガはつきもの。歯が抜けてしまうことや欠けてしまうことがあります。
もし、抜けてしまった場合は、抜けた歯を牛乳の中に入れて急いで歯科医院を訪ねてください。うまくすれば元通りにつくかもしれません。

しかし、抜けたままにしておかなくてはならない場合は、矯正治療を専門とする歯科医にもご相談下さい。隣の歯が、抜けた部分に向かって倒れてくる可能性がありますので、より適切な方法をご提案させていただきます。

 

気になる癖

子供さんにこんな癖はありませんか?

  • 舌で歯を押す
  • 舌を吸う
  • 口呼吸をする
  • 爪、唇をかむ
  • 指しゃぶりやおしゃぶりをする
  • 頬杖をつく

これらの癖は、将来的に不正咬合になってしまう可能性が高いものです。爪、唇をかんだり、指しゃぶりやおしゃぶりをする、頬杖をつくなどの癖ががある場合は、やめさせるようにしましょう。口呼吸をしている場合は、耳鼻咽喉科を、舌の癖がある場合は、矯正治療を専門とする歯科医にご相談ください。矯正歯科では、舌の癖を治すような練習プログラムがあります。本人、家族、医院が連携し、一緒に治していきましょう。

舌の癖について

舌に癖がある子供さんがいらっしゃいます。舌の癖とは、テレビなどを見ている時に 口が開いていて間から舌が見えていたり、飲み込む時に舌をつき出すということを無 意識のうちにしていることを言います。

舌の癖がある人は、いつも舌が低い位置にあり、歯を押しています。特にいつも口を 開けている人は、外側から歯を押さえる力がないので、要注意です。

飲み込む時に舌をつき出す癖があると、一日に何百回、何千回と歯を押していること になるのです。

舌の癖があると、歯は内側から押されて、出っ歯になったり、開咬になったりと、不 正咬合になる可能性があります。また、話をする時に、舌が前に出るため、サ行・タ 行・ナ行・ラ行などの発音が舌足らずになっていまいます。

舌癖(ぜつへき)の原因のひとつとして、親にも同じ癖があることがあります。子供 は、親の話し方を見て聞いて、話し方を学んでいきます。ですから、親が舌足らずな 話し方をしていると、子供も同じようになることが多いようです。

クレオ矯正歯科では、2~3週間に一度の間隔で舌癖を治すトレーニングを行います。 トレーニングは、患者さんが一人でできるようになるまで行い、家庭で1日に2回以上 行っていただきます。その後は2~3カ月に一度、舌癖が後戻りしていないか観察して いきます。

小さい子供さんの場合は、ご家族のはげましが何よりも重要です。どうか子供さんの お力になってあげてください。

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